駐バチカン市国大使 岡田 誠司氏による講演会 感想

高校1年 町田 英慎
 今回の講演を聞いて、世界に関わる仕事に興味が湧きました。その一つである外交は、話を聞く限り実態は自分の想像よりも面白そうというのが正直な感想です。アフガニスタンや南スーダンの件において、紛争や内乱などの危険がある国がある中、そういった国々を訪ねる事、世界で起こる様々な問題の解決に取り組む事などの、とても素晴らしい仕事をしていらっしゃると感じました。私はまだ世界からしたら未熟な身ですが、いつか自分の理想を叶える為に、今日学んだ事を生かして努力していきたいです。

高校1年 田村 嘉一朗
 今日の岡田先生の講演を聞いて、国をまたいで世界で活躍することはとてもかっこいいことなんだといことに気がつきました。僕は人生で一回も日本から出たことがないので、海外のことについて無知でしたが、今日の講演を通してさまざまな知識を得ることができてとても嬉しまったです。いつか自分も海外に出て何かしらのアクションをしてみたいと思いました。今日はお忙しい中来てくださってありがとうございました。

高校1年 小原 望愛
 講演の中で「1番困るのは国民」という言葉を聞いて,岡田さんはすごく国民のことを考えながら活動していると感じました。私は将来,国や地方に関わる仕事をしたいと思っているので,自分だけが理解して変えようとするのではなくそれを周りにも伝え,皆が理解をしたうえで良い方向に進めていけるようになりたいと思いました。また,自分には関係ないという意識を持つのではなくいつかは自分にも関係がある問題だという意識を持って生活していくことが重要だと再認識しました。当たり前のように起こっていることでも少し視野を広げて生活していくことで世界が少しずつ変わっていくのではないかと考えます。特に,世界中で起きている人種差別に対しては,私もゼミの活動などで研究していますが,簡単に解決できる問題ではないと思いました。だから“世界の繋がり”を大切にしたいと思います。

高校1年 石井 那奈
 大使の方々のおかげで今の豊かな暮らしが成り立っていることを改めて実感できました。講演会前までは大使と聞いても正直ピンときませんでした。しかし,自らが紛争地域の間に入り和平交渉を試みる活動をしていると聞き,世界に必要で大切な存在だということがはっきりと分かりました。
私は,講演中の「国民相互でどれほど理解・共有しあっているかが,和平が続くためには重要」という言葉に大きく共感するとともに,「みんなが努力しないと今の日本の地位は守れない」という言葉にはドキッとしました。これまで国や経済に関わることは,大人の問題だと私は感じていて,当事者意識をまったく持たずにいたからです。これを気に改めたいと思います。「すべてのものは世界と繋がっている」ことを忘れずに世界的な視線でものを考えて,身の周りを見て行動していこうと思います。