美術系ゼミ |
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■ゼミの概要・・・制作を伴う研究を行います。各自テーマ設定をする前に,西洋美術史・日本美術史の概要を知り,興味を持った時代と作品や作家について調べて,ゼミ内で発表を行います。美術史から,自分の興味があるテーマを考えたり,今までの自主制作の中でテーマを決める生徒もいます。 最初に先行研究などの調査を行い,自分なりの仮説をもとに制作をします。ゼミ活動の後も各自の制作に研究が活かされることを期待します。 ■活動場所・・・美術室 |
■テーマについて 〇 ターナーの光の表現とその効果について 19世紀に活躍したロマン主義の画家、ウィリアム・ターナーの絵画の表現や特徴を調べ、清真学園内の風景をターナー風に描いています。また、そこからどのような効果が生じるかの研究をしています。 〇 対角線の構図を用いた絵画を制作する 対角線の構図は絵画にそれぞれ違う印象を持たせる。私は同じモチーフをそれぞれ違う構図で描くことを通してその構図の持つ効果、印象をコントロールする術を体感しようと考えた。 〇 クロッシェレースをコラージュすることによる効果について 作品制作における自分の表現の幅を広げるため、フランス発祥のかぎ針編みのレースであるクロッシェレースを油絵にコラージュすることによる効果について研究し、その技法を用いた作品を制作しています。 〇 アントニオ・ロペスの絵を模写する アントニオ・ロペスはイタリアを代表する画家である。ロペスの絵を模写をしながら、絵をより写実的に描くためには何を意識したら良いかを研究した。 〇 アルチンボルドのだまし絵の手法による効果について アルチンボルドのだまし絵について調べ、実際に自分でも制作しました。彼のだまし絵の手法を用いて、工夫してある点を探し、有名なオードリーヘップバーンの写真を花のモチーフで描きました。 〇 画風による印象の変化について 特徴的な漫画家の画風を人物画に絞って調べ、それを参考に自分でも人物画を描く。それぞれの絵を見比べるアンケートを取り、画風によって印象がどう変化するかについて調べた。 〇 空間表現における遠近法 普段目にしているものや空間がどうやって平面上に描かれているのか興味を持った。空気遠近法と千遠近法それぞれを使って作品を制作し,自分の表現の幅を広げる。 |
■活動実績 ・全日本学生美術展 出品 特選 ・全国高等学校総合文化祭 美術展覧会 出品 入選 |