PLCレポート

PCCPL歓迎集会

来校:2019/11/07〜11/14

タイ王国の親善提携校PCCPL(チュラボーン王女立科学高校ピサヌローク校)から4名の生徒と2名の先生が約1週間の予定で来日。本日来校されました。

毎年秋のこの時期にPCCPLからの訪問団が来られて、清真からも冬にタイへ訪問する交流が続いています。

今年もPCCPLの生徒のみなさんは週末11月14日のSSH秋季発表会のポスターセッションで発表されます。

PCCPL来校

来校:2017/11/09〜11/13

本日からタイの「プリンセス・チュラボーン・サイエンス・ハイスクール・ピサヌローク(PCCPL)」から,9名の先生と生徒の方々が本校での研修をスタートします。PLC同様にSSH事業の一環として行われおり,本日から13日の月曜日まで本校の生徒と共に勉学に励みます。

朝の臨時集会では,大津校長,生徒会長より歓迎のあいさつをしました。PCCPLからは,Natchayaさんが生徒代表挨拶をしてくださり,さっそくタイの人々のあいさつの仕方など,文化の違いの紹介がありました。PCCPLの生徒の皆さんには,今秋土曜日に行われるSSH中間報告発表会で本校の生徒と同様に発表に加わっていただきます。また,休み時間などにも関りをもっていけるよう支援していきます。

PCCPL来校

来校:2013/6/25~7/1

本校姉妹校、Pacific Lutheran College(オーストラリア クイーンズランド州 カラウンドラ市)から、15名の生徒と3名の教員の皆さんが来校しました。滞在中、PLC生は、本 校生徒の家庭にそれぞれ宿泊し、通常の授業のほか、日本語や茶道、書道、剣道などの特別授業に参加しました。また、PLCのマーク先生による、AFLとク リケットのレッスン等もあり、ホームルームや授業だけでなく、部活等、様々な分野で両校の交流を深めることができました。

PLC研修・国際交流

来校:2010/8/1~8/11

1、 留学生の来校

昨年秋よりロータリーの派遣(ROTARY YOUTH EXCHANGE)による留学生2名が在校しています。ステイシーさん(アメリカ・ペンシルベニア出身)とケビン君(タイ・バンコク出身)です。二人とも今年度は高校2年に在学しています。
ケビン君は年度末には横浜で行われた2泊3日の宿泊学習に参加しました。現在二人とも4月末に予定されている体育祭の準備にも取り組んでいます。

2、 PLCの来校

昨年6月30日から7月6日にかけてPLC生徒14名とスタッフ4名が来校し、交流を深めました。PLCの来校は3度目になります。生徒は本校生徒宅に ホームステイをし、中3・高1・高3の学年に配属され、授業や部活動等に参加しました。生徒は国語でのかるた作りや書道の授業、部活動では剣道や茶道、 クッキングスクール等に出席しました。剣道と茶道では地元ラジオ局のインタビューにも元気に応じていました。また、PLCスタッフによる授業も行われました。

3、 PLC派遣

今年度のPLC派遣は夏休み中の8月1日から11日にかけて実施されます。派遣生は20名です。派遣に向けていよいよ本格的な準備が始まります。7日間のホームステイとシドニーでの研修を行う予定です。

PLC研修・国際交流

来校:2008/8/3~8/13

事前研修

第1回 4月18日  顔合わせ、自己紹介
第2回 5月 9日  PLC Trip 2006 スライドショー
           レクチャー歴史編
第3回 5月16日  レクチャー地理編
           ホームステイガイダンス
第4回 5月23日  英語レッスン1(ホームステイでの便利な表現)
           班活動ガイダンス
第5回 5月30日  英語レッスン2(学校生活での便利な表現)
           班活動
第6回 6月 7日  保護者説明会(生徒同席)
第7回 6月20日  英語レッスン3(自己紹介)
           班活動
第8回 6月27日  英語レッスン4(トラブルに対応する時の表現)
           班活動
第9回 7月 4日  英語レッスン5(ホテル・買物・空港での便利な表現)
           班活動
第10回 7月11日  英語レッスン6(自己紹介練習・発表他)
           班活動・現地課題説明
第11回 7月18日  直前研修・結団式

実地研修

オーストラリアにおける実地研修は10泊11日(うち1泊は機中)で行われました。
8月4日から10日まで生徒はホームステイ、11日と12日はケアンズでの研修となりました。PLCでは授業・日本文化の紹介の班活動・クッキングスクール等貴重な体験をしました。

*PLCの理数科教育課程について

(生徒の受けた授業の見学より)
数学と理科(基礎科学,化学,生物)の一部を見学した。構成は,1クラス20名程度で一部選択必修クラスのようである。

見学した数学授業は,①実際の紙コップを定規で長さを計測して数式を使って表面積を算出する,また②各自のパソコンでの図解と解釈等の内容で行なわれて いた。授業参加した本校生には,特別な指導はなく,またプリントも配布されないことがあった(自由にパソコン操作をしていてよいと言われた,など)。本校 生は,授業進度の関係から,内容や授業の指示を理解している者も多い。

理科は,基礎科学の上級コースの内容は化学の分野であった。物質(今回は炭素数2個の物質)について,一部の化学結合している原子が異なると,どのよう に性質の違いを生じるかという内容で(エタン,エタノール,アセトアルデヒド,酢酸),英語で物質名を習うと,全部エタンに関係する物質と理解でき,日本 語での指導よりわかりやすいと思われる。しかし,今回はまだ化学式が導入されず,生徒たちの理解はこれからのようであった。化学では,生徒実験を行った。 私たちのために特別に時間を作ってくださったと思われる。内容は,ポリビニルアルコールからの「スライム」作りで,生徒は,実験着,実験眼鏡,手袋をつ け,いろいろな色のスライムを楽しそうに作っていた。生物では,牛の目の解剖実験で,代表が解剖し,それをスクリーンに映し,生徒はそれをスケッチし,先 生からのポイントを図に書き込んだ。解剖した代表生徒は,実験着,実験眼鏡,解剖用手袋をつけ,先生の指示にしたがって操作していた。時間割の関係で物理 授業の見学ができなかったことが残念である。

PLC来校

来校:2007/06/25〜07/02

今年度のPLC来校日程は以下の通りです。生徒14名とスタッフ4名が来校し、生徒はホームステイをしながら交流を深めます。

6/25  来校 歓迎集会
6/26  オリエンテーション・スクールツアー
6/27  東京
6/28  特別授業・部活動等
6/29  特別授業・書道・部活動等
6/30  交流会
7/1   各家庭
7/2   集会

PLCとの交流発表会

オーストラリアの姉妹校PLCとの交流会が6月30日(土)に行われました。PLC生徒が配属された中3・高1・高2の学年が参加しました。
第1部はSSH関連発表として、本校とPLCの学校紹介、研究発表、質疑応答、PLCの理数教育紹介、校長の講評(通訳はケビン先生)等がありました。質疑応答以外はすべて英語を中心とし、一部日本語を加えました。また、進行も日本語と英語で行いました。
テーマは「アインシュタインについて」(H1)、「風力発電の効率について」(H2)で、会場の全員にレジメが配布され、パワーポイントを駆使した研究発表でした。運営指導委員の先生方とPLCの生徒とスタッフが最前列で発表を見守りました。

レジメから(風力発電の効率について)

風力は再生可能なエネルギー資源のひとつとして利用されている。また、そのようなエネルギー技術は、温室効果ガスの削減につながるだろうと期待されてい る。それにも関らず、風力の利用はは、ほかのエネルギー資源と比べると、効率的とは言えないとされている。そこで演者は、ウェブページ上から引用したデー タと、日本の企業や自治体にお答えいただいたデータにもとづき、風力発電の効率について検証してみることにした。
大型風力発電施設の場合は、太陽エネルギーの利用よりもコストパフォーマンスが良いようである。ところが、風力発電は大いに効率の良い発電方法でありながら、実際は適当な風が吹かないために、効率の良いものとはなっていない。
小型風力発電機の場合は、ほとんど発電できないので、シンボルとしてのみ利用するべきである。
第2部では両校のパフォーマンスの披露でした。まず、ラグビー部による英語のコメディコント、少林寺拳法部の演舞、音楽部のソロ演奏、そしてPLCによるソロ演奏と独唱でした。予定の2時間は瞬く間に過ぎ、楽しい交流となりました。
なお、当日夕刻NHKデジタル県域放送で交流会の様子が一部紹介されました。

6月25日(月)PLC歓迎集会(マーク先生の日本語でのスピーチ)

こんにちは。
こちらは、キム・ストーン先生と鳥谷部路子先生とルイーズ・スミス先生で、僕はマーク・ハウザーと申します。マーク先生と呼んで下さい。オーストラリア では体育を教えています。バスケットボールが好きで、バスケの顧問です。僕は日本が初めてで、日本語があまり上手じゃないですが、皆さんと沢山話して、い い思い出を作りたいと思います。日本、そして清真学園にこれてうれしいです。いつでも、どこでも声をかけてください。よろしく!

6月25日(月)PLC歓迎集会(Matthewによる英語でのスピーチ)

Hello staff? students and parents of Seishin Gakuen. On behalf of Pacific Lutheran College? I would like to thank you for welcoming us so kindly? and also for allowing us to come and spend time with you all. We are all so excited to be here? and we cannot wait to make new friends? try new things and share our experiences with you. During our stay? we hope that you will share your culture with us? and teach us much Japanese. In return? we will help your English and share our culture with you. Yesterday? we experienced the onsen? something new to all of us. We hope we can especially have many new experiences like this. Something we are looking forward to is the club activities such as kendo. Some of us have been learning Japanese for 6 years and after hearing and learning it for so long? it will be great to test it. We are also going to try to teach you some of our own sports such as AFL? and we will do a performance of our national anthem. So far we have only seen a few things in Japan? but as we continue on our trip? we hope we can see more of your beautiful country.

の交流の様子6月25日(月)

鹿嶋市内ツアー(鹿島神宮散策)
歓迎集会
クラスでの歓迎会
ホストファミリーとの対面

交流の様子6月26日(火)

剣道体験①
剣道体験②

交流の様子6月29日(金)

PLCのみんながAFL(Australian Football)の授業をやってくれました。
AFLレッスン(パスの練習)「難しい~!」
日本語でかるたを作りました。
完成品です。力作ばかり!
書道を体験。みんな真剣です。
茶道体験。なかなか立派なお手前です!

交流の様子6月30日(土)

PLC主催のCooking Lesson
メレンゲ(焼き菓子)とダンパー(パン)を作りました。

交流の様子7月2日(月)

留学生、ホスト、シャドウ全員集合!!
「さようなら~!」「また会う日まで~!」

7月2日(月)PLCさよなら集会(キム先生による英語のスピーチ)

On behalf of Pacific Lutheran College? I would like to thank Seishin Gakuen staff? parents and students for your hospitality. Our students have very much enjoyed the home stay experience. Home stay has allowed students to be immersed in the Japanese culture and make new friends. Thank you to the families who provided good care? warmth and a cultural experience for Pacific Lutheran College students.

Firsthand experience of the Japanese culture has allowed students to gain an understanding and appreciate diversity within our modern world. I believe appreciation and knowledge of culture comes best through in country experiences. We look forward to seeing you next year in Australia? where you can develop a greater understanding of our culture.

From here we will continue on to Tokyo? Hiroshima? Miyajima? Kyoto and Osaka? before returning to Australia. In the future we hope to continue strengthening our relationship with Seishin. We thank you again for your hospitality. Thank you very much.

7月2日(月)PLCさよなら集会(Melissaによる日本語のスピーチ)

もう別れの日とは信じられません。この7日間、とても充実した日々を送れたのは清真学園の皆様のおかげです。初日から温かく迎えてもらい、日本の 学生生活を身近に体験できました。本当にありがとうございました。ホームステイの家族や清真学園で作った新しい友達の思い出を私達は決して忘れません。 きっとこの先何度も思い出すでしょう。清真学園にいる間、私達は日本語はもちろん、日本文化もたくさん学ぶことができました。皆さんも私達からオーストラ リアについて学ぶことができたなら嬉しく思います。今日で「さよなら」を言いますが、来年皆さんがまたPLCへ来る日を首を長くして待っています。その 時、皆さんに恩返しをしたいと思います。ありがとうございました。

PLC派遣報告

来校:2010/8/1~8/11

オーストラリアの姉妹校パシィフィック・ルーサラン・カレッジ(PLC)を訪問しました(7/25~8/3)。ホームステイ5泊とシドニー研修2日の概要を報告します。

7月25・26日

参加派遣生19名、引率4名、総勢23名の派遣団は予定より約1時間おくれてのフライトとなりましたが、元気にブリスベーンに到着しました。後、ローン パイン・コア ラサンクチュアリーへ立ち寄り、マウントクーサでの昼食の後、PLCへ向かいました。緊張のうちにも約1時間後到着、幼稚園・小学生の出迎 えがあり、小旗やプラカードを掲げての盛大なものでした。一年ぶりの再会に涙ぐむ団員もいました。
休憩の後、地元のテレビ局のインタビューがあり、リーダーの高野君が質問に答えました(夕刻放映)。
ドーリング校長先生より一人ずつ、紹介の後バッジとスケジュール表等が渡され、ホストとともに帰宅しました。いよいよ、ホームステイでの第1夜を迎えました。
なお、校内各所に歓迎の張り紙がみられました。

7月27日

ホストと共に全員元気に登校しました。中高生向けの集会で校長先生や生徒の歓迎挨拶の後、派遣生の紹介があり、一人ずつ自己紹介をしました。校内案内の後、派遣生のための特別授業があり、その後はシャドウの生徒と共に各授業に出席しました。
午後の1時間、各班ごとに分かれて中学生に対してデモンストレーションを行ないました。コンセプトは日本文化の紹介ですが、かるた・剣道・折り紙・紙芝 居・羽根つき等PLCの生徒が参加できるものを選びました。PLCの生徒たちは興味深そうに見学、そして実技に取り組んでいました。
初めてのモーニングティ(10:25~10:45)も経験しました。

7月28日

めずらしくも雨となりましたが、全員元気に登校しました。朝、小学生向け集会で一人ずつ自己紹介を行い、リ-ダーの高野君が英語でスピーチをしました。
1時間目はジョアン先生と日本人スタッフであるミチコ先生の指導の英語の特別授業を受けました。
各授業の後、4時間目に小学生向けのデモンストレーションを行ないました。今度は班毎に各教室へ出向きました。降雨の中、移動には少し苦労しましたが (PLCは幼小中高の教室が清真学園のように屋根のある渡り廊下でつながっていません)、生徒たちは大歓迎で熱心に取り組んでいました。
デモンストレーション用のグッズはお土産としました。
午後は雨のため予定のスポーツは中止となり、一部授業となりました。なお、この日持参した体育祭の写真(模造紙4枚)とポスターを掲示しました。

7月29・30日

休日。2日間をホストと過ごしました。グループでボーリングに行ったり、近隣の施設を訪れたりしたようです。引率の先生とショッピングモールやバスの中で出会った生徒もいました。

7月31日

朝、さよなら集会がありました。校長先生は出張のため、メッセージの代読があり、スタッフを代表して副校長が御礼の挨拶をしました。生徒代表スピーチは サブリーダーの窪谷あきさんが行ないました。ホスト・シャドウ・保護者と入り混じっての涙のお別れとなりました。校門と歓迎大看板の前で記念写真を撮影し た後、迎えのバスでPLCに別れを告げました。バスが出発すると、追いかけて手を振る生徒が何人もいました。
シドニー移動後、オペラハウス・オーストラリア博物館・ロックスを見学し、ホテルに入りました。展望レストランでシドニーの夜景を鑑賞しながらの夕食、そして翌日からの研修に備えました。

8月1日

午前はシドニー郊外の老人ホーム(フランク・ビッカリー・ビレッジ)を訪問しました。代表のデイビット・ベントリー氏が詳細に説明してくれました。それ によれば、在住者(住宅滞在も含めて)は300人、スタッフは40人とのことであり、補助等は受けておらず自前の施設とのことでした。日本各地から訪問者 があり、それを記した日本地図をみせてくれました。老夫婦の部屋はそれほど広いものではありませんが、清潔感のある質素なもので、いわゆる暗いイメージは 全く感じられませんでした。
午後は、シドニー大学の構内をサニーチャンさんの案内で巡りました。とにかく広大な敷地であり、法学部・医学部・教育学部、そして附属の施設を巡りました。新旧混在のなかにも芝生で勉強する学生の姿が印象的でした。

8月2・3日

チェックアウトしてブルーマウンテンに向かいました。所要時間は2時間。TAFEカレッジでの講義(メイン主任教授、通訳はヒロミさん)の後、記念植樹。近年発見されたばかりのシダ系のワラマインパインという新種の樹木です。高校2年の境君が代表して植樹しました。
午後はレンジャーであるジュリアさんの説明(英語)を受けながらのブッシュウオーク、2時間。さすがに真冬で肌寒い陽気でしたが、スリーシスターズをは じめ、その名の通りブルーの山並みに感動しつつ散策しました。帰路、シドニー郊外のオリンピック公園へ立ち寄り、夕食の後、空港へ直行し帰国の途につきま した。
3日午前6時30分、成田に到着し、8時過無事学校帰着となりました。

夢の10日間は瞬く間に過ぎましたが、生涯の思い出となる日々であったことは確かでしょう。今後の学校生活や進路選択に役立てることを期待しています。PLCの皆さんや現地ガイドのユカさん、杉崎さんはじめ、お世話になった皆さんに感謝します。

PLC正門
PLC全体写真

国際交流事業について

来校:0000/8/1~8/11

Seishin Gakuen / Pacific Lutheran College Sister-School Project

交流の目的

清真学園とPacific Lutheran College(オーストラリア、カラウンドラ市)は平成16年11月姉妹校の提携を結びました。両校の生徒・教員たちが積極的に文化的交流を行い、手紙やメールの交換等によって、国際意識の高揚をはかり相互理解を深めることを目的とします。

Pacific Lutheran Collegeの概要

☆ Principal(校長):Dr. Bronwyn Dolling

Pacific Lutheran Collegeは2000年創立の私立学校(幼稚園から高校3年まで)です。まだ新しく、現在(昨年度)は生徒数が約600人程ですが、ほとんどのオーストラリアの私立学校と同じく、キリスト教主義の学校です。本校と同様、寮に滞在する生徒がいますが、大多数は自宅から通学しています。

Grade 7-9(中学)の生徒では、日本語が必修科目となっています。Grade 10(高校1年)から、選択科目になりますが、高校生には日本語の特別演習コースも設置されています。Penpal / e-pal交換と本校への留学は、主に日本語の選択授業を受けている高校生のためのものになりますが、Pacific LutheranCollegeは出来るだけ全学年の生徒に本校との国際交流を体験させることを希望しています。
Pacific Lutheran Collegeはマレーシアの高等学校と姉妹校になっていますが、さらに外国の学校との交換留学を希望していました。日本語学習と日本文化に対する興味関心が大変深く、この度本校との姉妹校提携が成立しました。

Caloundra

Pacific Lutheran Collegeは Queensland州Caloundra(カラウンドラ)市にあります。州都であるBrisbaneのBrisbane International Airportまで車で約1時間です。温かくて湿気がやや多い気候ですが、Gold Coastより涼しくてとても快適といわれ、浜辺やリゾート、Glass House山などで有名であり、景色が美しいところです。Sunshine Coastの一番南に位置しているのがCaloundraです。

活動内容

○ Pen Pal / E-Pal 交換 - それぞれの学校の生徒たちはお互いに手紙や電子メールを交換します。個人的交流はもちろんのこと部活動関係での交流も大歓迎です。
○ 便りの交換 - それぞれの学校の時事通信を交換します。
○ 交換留学 - 本年9月Pacific Lutheran Collegeから20名の生徒と5名の先生方が約2週間程度来日します。その間、5日間本校で交流を行う予定です。その際、生徒はホームステイをします(ホストとシャドウの生徒や家庭の皆さんには格別のご協力をお願いします)。次年度にほぼ同じ期間・人数で本校の生徒が姉妹校を訪問します。今後、隔年で交換留学を続けていく予定です。なお、本年7月下旬本校の国際交流委員会メンバーが表敬訪問(事前調査)をしました。

表敬訪問

7月26日から28日の3日間、オーストラリアのカラウンドラとブリスベーンに滞在しました。訪問者は校長・副校長・国際交流委員会の担当2名です。25日の夜成田を出発し、翌朝ブリスベーンに着いた後、バスでカラウンドラに移動しました。姉妹校からの迎えによって学校を訪問しました。校門には姉妹校としてのSEISHINNの文字が掲げられていました。校長室で訪問の挨拶の後、スタッフの方々とのバーベキューランチの歓迎を受けました。
中学高校と小学校とそれぞれで姉妹校調印式を行いました。調印式では演奏や歌に続いて生徒代表の挨拶、両校長の挨拶、土産品の披露と説明、調印と進行し、サイン時とペンの交換時には写真撮影も行われました。調印式の合間に校内見学を行い、授業も覗きました。学校は建設の途中とのことで、校長先生は今後の計画を説明してくださいました。
PLCは幼稚園から高校まである学校ですが、各学年では日本語でみな挨拶をしてくれました。広い敷地には野生のカンガルーが時折姿をみせるとのことでした。
27日は学校周辺や町の様子を見学しました。国立公園を探索したり、サンシャインコースト大学を見学したりしましたが、大学の構内には野生のカンガルーがあちこちに生息していました。
28日はブリスベーン市内を見学しました。マウント・クーサからの展望は格別でしたが、日本人の観光ツアーも何組か来ていました。
わずか3日間の訪問でしたが、十分にオーストラリアの雰囲気を味わうことができました。特にPLCの生徒たちの笑顔が素敵でした。

PLCの本校訪問

PLCの本校訪問は9月13日から17日までの5日間です。20名の生徒と校長先生をはじめとする5名の先生方が訪れました。
13日は昼食会のあと、市内バスツァーを実施し鹿島神宮や港公園を訪れました。学校に戻ったあとホストファミリ-と対面し、姉妹校締結の調印式を行いました。
14日は朝礼での紹介のあと授業に出席し、放課後は剣道部の活動に参加しました。引率の先生方も素振りに挑戦していました。
午後、鹿嶋市庁舎に内田市長を表敬訪問しました。カラウンドラ市との姉妹都市の話などでにぎやかなひと時を過ごしました。
15日はディズニーランドツァーを実施しました。
16日は授業に出席しました。午後は書道の授業、放課後は茶道を体験しました。左手に筆を持つ生徒、正座に苦労している生徒などさまざまなでしたが、充分に日本文化を体験していたようです。
17日は朝礼でお別れ会を行い、各クラスでも授業のあと別れを惜しむ姿がみられました。一行はホストやシャドウの生徒に見送られながら鹿島神宮駅から旅立っていきました。